三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』 #1-4

ビブリア古書堂の事件手帖 ?栞子さんと奇妙な客人たち? (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖2 ?栞子さんと謎めく日常? (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖3 ?栞子さんと消えない絆? (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖4　?栞子さんと二つの顔? (メディアワークス文庫)

名前は何度も聞いていて、スルーしていたのだけれど、実際の本にまつわる話であり、連作短編なのだという話を聞いて気が向いた。Kindle にもあるしね。

しかし古書ってのにはなじみがないので知ってる本には出くわさないのだけれど。それにしても、知識の量がものをいうこんな類の本にはあってもまったく違和感ないはずの、ペダントリーの雰囲気が全くないので驚いた。ライトミステリとしてよくできてるし（まあ、そんなに読んだことないけど）、シリーズを覆うストーリーもきちんと練られていて、読み進めていく楽しさもある。