高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

光車よ、まわれ!

光車(ひかりぐるま)よ、まわれ! (ちくま文庫)

光車(ひかりぐるま)よ、まわれ! (ちくま文庫)

タイトルからも表紙の絵からもやたら絶望的な雰囲気を感じさせるのだけど、読んでみればそう暗い話ではない (かと言って明るい話でもない)。子供向けのファンタジーらしい説明なしの印象が幾つも登場して、これらのモチーフになるものを知っていればもっと面白く読めたかもしれないし、そもそもそんなものないのかもしれないくらいの感じ。ストーリーとして見るよりは、イメージを感じるというのがよい読み方なのかなあ。