高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

競売ナンバー49の叫び

競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫)

競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫)

なんか難しかった。解注を読めばわかる通りいろいろと引用や暗喩に満ちていて、これは欧米の文化なり文学なりによく触れていないと価値は分かるまいというところかな。こないだ読んだ本のおかげでギリギリ「トム・スウィフト」はわかったので、こうして世界はじわじわ拡がってくもんだと思う。とりあえず解注読み読み進める必要がある。光景や出来事を客観的に描くのでなく、主観的な認識で物語の経過が語られるので、何が起こってるのかわからなくて混乱するのかなと思う。
ほんとは『LAヴァイス』先に読むつもりだったんだけど文庫のほうが読みやすいわなー。