高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

唐辺葉介『電気サーカス』

電気サーカス

電気サーカス

独立して複数に言及されていたら買うの法則で買い。しかしなんだねこれは、自伝的小説なんだろうか? 日記書きの日記をよんでいるみたいだ、そういう題材だから当然のことなのかもしれないが。それにしてもやれICQだ、オフ会だ、などといって、日記サイト界隈の、それは黄金時代だったのかもしれないが、おれも一介の日記書きではあるのだが、知らないので、憧れることもなく、そういう時代を懐かしむ気持ちもない。やれシェアハウスだ、セックスなどと。けど最後はしんみりとしてしまった。青春なんかじゃありゃあせんのだろうけど。