高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

終わりの感覚

終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)

終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)

新潮クレスト・ブックスを読むのははじめてで、そればかり気になってしまっていたのだが、いやあ、数学の記号を使って無理矢理とすら言えない定式化(まがいのこと)をしてみせるのは一流に哲学者的ですね。それはさておき、過去のあれそれを恥と感じることはあるにしても、そんな風に責任を感じるものなのだろうか、一連の顛末に関して? それこそ一人よがりな態度ではないのかい。