高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

黄色い雨

黄色い雨

黄色い雨

過疎化する村の話、ではなく、一人の男の話、死にゆく彼とその世界。
村に残る最後の家となり、妻が自殺してからは、記憶と時間の世界に生きる、いや、いまや死にゆく男。家屋は壊れてゆく、村に黄色い雨が降る。詩情のようなものである。

(買う前に評判を調べようと思ってぐぐったらくだらないブログ記事のようなものばかりに当たるので辟易した。)