高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

悲しみよ こんにちは

悲しみよこんにちは (新潮文庫)

悲しみよこんにちは (新潮文庫)

ブックオフで買っておいたやつ。もうこの年頃の外国の少女というだけで行動原理が分からないことはわかっているので、紗幕いちまい隔てていて、変に理解に苦しむこともなくて心地よい。これを18だか19だかで書けたことはすごいことだと思う、だけれどそのこと自体が俺に直接の価値を持つわけではない。1954年の小説、海外の、少女の、俺に単純に共感できない感情が、個人的に意味を持つのかというと。
いま知ったんだけどこれ世界文学全集に収録されてたんだな……。