高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

ガラテイア2.2

ガラテイア2.2

ガラテイア2.2

うーんよくわからなかった(難しかった)。作者の半自伝的な物語であったか……ってのと文学、とくに海外の文学はまじでわからない……。

小説家が人工知能に物語を聞かせ、機械が人間らしき何かしらを獲得する——ってのと、過去をともにした女性との恋愛の話と、エトセトラ。

以下は俺の日記

言葉=概念というものは、なんとなく点のような、元素のようなものだと勝手に想定していたけれど、実のところは、物語(体験)と物語の関係の上に現れてくる、少なくとも行列のように(詩的な表現)構成されるものなのだろう。それとこれとでは大違いだ。それが点のように思えるというのは、少なくとも個人の脳の中だけで考えている限りでは、仕方のないことではある。そう感じられるように縮約させることが学習ということでもある。

http://d.hatena.ne.jp/kejinan/20120901/1346506497

ガラテイアってピュグマリオンの恋人の名前だったのね。読み終わってから知った……。