ガラテイア2.2
- 作者: リチャードパワーズ,Richard Powers,若島正
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
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うーんよくわからなかった(難しかった)。作者の半自伝的な物語であったか……ってのと文学、とくに海外の文学はまじでわからない……。
小説家が人工知能に物語を聞かせ、機械が人間らしき何かしらを獲得する——ってのと、過去をともにした女性との恋愛の話と、エトセトラ。
以下は俺の日記
言葉=概念というものは、なんとなく点のような、元素のようなものだと勝手に想定していたけれど、実のところは、物語(体験)と物語の関係の上に現れてくる、少なくとも行列のように(詩的な表現)構成されるものなのだろう。それとこれとでは大違いだ。それが点のように思えるというのは、少なくとも個人の脳の中だけで考えている限りでは、仕方のないことではある。そう感じられるように縮約させることが学習ということでもある。
http://d.hatena.ne.jp/kejinan/20120901/1346506497
ガラテイアってピュグマリオンの恋人の名前だったのね。読み終わってから知った……。