高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

わたしの名は赤

わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)

わたしの名は赤〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)

わたしの名は赤〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)

わたしの名は赤〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)

物語、物語!ともかくともかく物語だった。多数の一人称で語られる話の妖しさ。
でもこれ文化的背景わかってないと結構きついなー。カタカナ半分くらい飛ばして読んだし。こういう点でも教養というのはものを言うのだと思う。イスタンブルがどこにあってどういう文化的背景を持つのかなんて一朝一夕には身に具えられないだろう。解説を先に読んでおくと幾らかマシかもしれない。