少年ノート #2
- 作者: 鎌谷悠希
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/21
- メディア: コミック
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絵が素敵なのでキャラクター見てるだけでも楽しい。空想的な絵が時おり入るが、絵柄のせいか「そういうもんなんだな」と思って、引っかかることもなくするすると読む。
さっそく顧問の話がでてきて、早期解決のムードですな。部活の話なのにあまり青春とか群像とかを感じない。あくまで(群像ですらなく)個々の問題という印象があるのは、なんでだろう。ひとつの事件がひとりのためにあるからだろうか。
別役が孤独にピアノに向かうシーン、夕陽が彼の頭を撫でて後ろに影を投げかける絵がある。人が影を背負っているというのは比喩でもかっこつけでも何でもなくほんとうのことなのだと思った。