高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

15×24

面白いって判っていたって、なかなか手が伸びないことはあるもので、それがはじめから6冊も積んであるのじゃねえ……。っていうことで譲り受けてから1年ほど置いていたのを読んでみたら、面白い!一人の少年が自殺を決意したところから15人の少年少女たちの、それだけで物語がはじまっていくものなんだ、と思っていたらあれが起きこれを巻き込んで、その周囲にはさらなる登場人物がいて、東京じゅうを走り回り、事件とエピソードがあって、という狂騒劇。群像劇だったのは次第に主人公を定めていったけど。
勢いがあるのでどんどん読んでけたけど、事件が多すぎて、皆の話をもっとじっくり読んでみたかった気も。見せ場がもっとあってもいいんだよな。あとこれ大晦日だってのがいつも頭から抜けてしまってた。大晦日感、ほしかったなー。

こうやって並べると、最初の枯野と、最後の笹浦の二人が、ケータイを持っているんだってさ。いいですねこういうの。

15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-1)15×24 link two 大人はわかっちゃくれない (15×24 シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)15×24 link three 裏切者! (集英社スーパーダッシュ文庫)15×24 link four Riders of the Mark City (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-4)15×24 link five ロジカルなソウル/ソウルフルなロジック (15×24 シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)15×24 link six この世でたった三つの、ほんとうのこと (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-6)

はみ出た。