高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

匣の中の失楽

匣の中の失楽 (講談社ノベルス)

匣の中の失楽 (講談社ノベルス)

章が変わるごとにそれまでの内容を信頼していた頭を棄ててしまわなければいけなくて、面白かった。図と地の反転であり記憶のくりこみでもある。当然予想していたように衒学的でまだるっこしくて全部が理解できていたとは思わないのだけれど。