高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

存在の耐えられない軽さ

存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

存在の耐えられない軽さ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-3)

なんかよくわからん本だったなー。俺は物語を読みたいと思っているのに論を聞かされてるようだった。解説読んでたらまあそういうものかーと納得するんだけどじゃあ途中で頭を切り替えろよ俺である。しかし登場人物に夢を見せておいてすぐさまその中身を解題してみせるってのはありなのか……。

物語におけるセックスに俺が耐えられなくなってきているのはもはや中学生とか高校生とか大学生ではないからそんな風にあるんだろうと思って未来のこととしてとらえられるわけではなくそうして今そうではないから他人に当然のように受け入れられ自分にはそうでない現実のなにかしらが過去になかったということで現実はずれ続けていてもう修正できないから。