人狩りは終わらない

人狩りは終わらない (文春文庫)

「あたしたちはみんな変わり者なのよ、ワイリー。どいつもこいつもひとり残らず」

この台詞はけっこう好きだ。これを読んだとき一度立ち止まって、狂騒だと思う。
みんな真っ当な奴じゃないし、アメリカ風？外人風の軽妙な会話と、ろくでなしたちの何か共通の理解の下での暴力的なやりとりに俺は共感している訳ではないけれど、何かしら思いやりと共感があるってのはわかる。
あとなんかまーいろいろとすげーと思った。現実的なことで。