ピリ辛の家政婦さん

ピリ辛の家政婦さん (Feelコミックス)

よかった！よかった。「前作どうだったか覚えてないなー買うか迷う」と思ってたけど買ってよかった。態度や言葉は乱暴だけど頼りがいのある家政婦の里さんが、登場人物たちとの契約期間のうちに、与えられた仕事をこなすだけではなく、彼らの人生の躓きから引き起こしてやる。だからこれは再生のお話だ。
最初のエピソードはシナリオ作家かライターかの話で、落ち目ってきたので豪華なマンションも引き払うことになり……という所から始まるのだけどヒロインはかわいいし(またそれか)、やはりおれは、書くということを続けようとする人に心打たれる。読み終えてこれがたったの40ページだというのにびっくりした。そして最後のエピソードは……うむ、演劇的だ！