高校生のための読書ガイド

という名の、おれの読書感想にっき。小並感/ネタバレ有で

ユングの心理学

どうしてこの手の本を考えずに手にとると、当人の生い立ちから読まされる羽目になるんだろうね?(そういう本を手にとったから、としか言いようがない……。)入門書を期待していたのでその最期にたどり着いて「やっと死んだか…」という風に思ってしまう。フロイトとなんやかんやあったのは分かった。ある面ではすごく大事なことなんだろうとも思う。最後の章でいきなり(、という訳でもないが)現代の子供と老人といった社会問題に言及していて面くらったけど、そもそも1982年の本だということでそういう時世だったのかもしれない。